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fujikawa news
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高田渡を聴く
4月15日土曜日。午前6時14.9度、正午23.3度、午後11時11.1度。
4月16日日曜日。午前5時9度、午後2時25.5度。夏日。

今日4月16日は高田渡の命日(2005年没)。56歳(1949年生まれ)で亡くなっている。それから12年が過ぎた。当時から聴いていなかったが、実家には「うた復権はみだし歌番組」(1968~72)や友部正人の「大阪からやって来た」(1972)、高石友也のレコードが棚に入っていた。彼は岐阜、東京、佐賀、東京、京都、東京と移動して、京都にいる時(1968頃)に音楽活動を始めている。当時の関西は、岡林信康、西岡たかし、フォーククルセイダーズ、高石、友部などなどでなかなか熱かった。「ぶらぶら節」(1968)や「自衛隊に入ろう」(1969)はそんな時代の歌。東京に戻り、「岡林信康コンサート」(高田渡、加川良、岩井宏も参加)(1970)のバックで演奏していた、はっぴいえんど(細野47年、大滝48年、松本49年、鈴木51年生まれ)と中川イサト、岩井、加川らと共に作られた「ごあいさつ」(1971)。その後、「系図」(1972)、「石」(1973)、「FISHIN' ON SUNDAY」(1976)。関西(60年代)の熱気から醒めたけれど、それはそれでよい。68年から70年代半ばにかけての音楽の変遷は時代の変遷とも重なっているな。

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今日は「自転車にのって」の気分。歌詞にある“自転車にのって ちょいとそこまで あるきたいから”は「あるく=でかける」ということか。


by fujikawa-t | 2017-04-16 11:24 | オーディオとレコード
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