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seiken工作所展は終了しました
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seiken工作所展は終了しました。
お越しくださった皆様に感謝します。

この度の展は、私が京都にあるモーネ工房にて展を何度か開催したことがきっかけでした。
その展の終了後の席で、このアトリエでの個展を申し出たところ、周りの勧めもあり実現することになりました。seikenさんは会社でのデザイナーを経験後、モーネ工房としての出品はされていましたが、個人の展はされていませんでした。五重丸やロウソクスタンド、かえる食堂の器等を見ていましたが、搬入の当日まで、今作品は見ていませんでした。DMに書かれていた『土の実験』を楽しみにしつつ当日を迎えました。
届いた大きな箱から出てきた器たちは、微妙にサイズを変えた色彩豊かなものでした。石膏の型に陶土を流した16種の形と22色の釉薬をつかった器たち。形が同じでも色は違い、重ねた時の楽しさが格別でした。使い勝手も良さそうで、生活にすっと入ってきて彩りを与えてくれそうな存在と思いました。

そして、モーネ工房でのまかないをしつつ、お料理の勉強をしてられた『かえる食堂』こと松本朱希子さんに週末のみの小さなカフェをお願いしました。お出ししたカステイラは素朴で素直な味で『幸せ』が溢れるおやつでした。

もう一つ大きな出来事は、展の1ヶ月前に大震災があったことでした。直近に予定されていた展の多くが延期、中止されるなか、その事態の先が全く見えない不安の日々が続きました。その中で少しづつ日常を取り戻せたのは周りの方たちのお陰でした。パン屋さん、八百屋さん、お菓子屋さん、器屋さん。足を止めずに生活するその在り方に励まされました。

展の最中も震災は継続していて、この地に被災地から逃れてきた方たちもみえられました。それは旅というには辛いことですが、ここで一息つけられたのなら幸いなことと思いました。

こうして無事盛況の中展を終えて、本当に有難いことと感じています。笑顔はやはり大切なのだと実感した日々でした。
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テーブルの上に賑やかに並んだ器たち。
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重なりが楽しい器たち。
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会場を飾った花たち。
by fujikawa-t | 2011-04-25 12:31 | フジカワアトリエ
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